音声POPで販促してみよう 

音声POP(音声サイネージ)で販促してみよう

 
スーパーマーケット

 
音声POPは、昔からあるスーパーの生鮮売り場にあるラジカセ(CDラジオ)と同じです。店員がテープに録音した音声を繰り返し再生する販促物です。現場においては運用の歴史や普及が示すように、販促に大いに役立ちます。
 
 
■音声POPのメリット
(1)安価に導入できる(使い古したCDラジオ等)
(2)設置スペースが小さい
(3)音声は映像より更新しやすい
(4)販促効果は市場と歴史が証明済
 
メリットを挙げましたが、デメリットはちょっと思いつきません。デジタルサイネージの先駆けとも言うべき、歴史のある販促方法であり、なにしろ安価に導入できます。しかしこの販促方法がマッチする業態であっても、導入していないお店は多いです。その理由は、やり方が分からないことと、面倒臭さでしょう。当記事では音声POP導入の手順について解説します。
 

<1> 機材の準備
まずは機材を準備します。初期費用が安いのはラジカセ・CDラジオです。


 
ラジカセ・CDラジオ
家電量販店やAmazonで2~3千円台で入手できます。今どきはカセットテープを入手する方が手間な程ですが、録音ボタンを押して台詞を朗読すれば音声POPになります。カセットテープは片面5分からありますので、テープの時間だけ朗読を繰り返すことになります。テープ録音を使う場合は、本体にマイクが付いているか確認しておきましょう。
CDを使う場合はパソコンで音声を編集します。CDを制作する工程で繰り返し編集したり、BGMを付けることもできます。本格的なコンテンツが作れますが、その分手間も増えます。
Soundpit モノラルラジオカセットレコーダー RCS-M785K-W

Soundpit モノラルラジオカセットレコーダー RCS-M785K-W


 
 
音声POP専用機材
グリーンハウスのGH-EPVA-WHや、弊社取扱のSPOP-MASD-01のように、内蔵メモリやSDカードに音声を収録する機材です。これらの専用機材には人感センサーが付いており、人が通りかかった時だけ再生する仕組みになっています。
 
グリーンハウス GH-EPVA-WH

グリーンハウス GH-EPVA-WH


音声POP

マンガード SPOP-MASD-01


こちらは弊社取扱のSPOP-MASD-01です。ボディは紙製で、単三電池3本で3~4ヶ月稼働します。
 
 

<2> 読み上げ原稿の準備
いきなり音声を吹き込むのは無理な話です。まずは朗読用の原稿を用意します。


シナリオ用紙

 
聞き取りやすい音声の基準は、1分間に300文字程度と言われます。長すぎるコンテンツは飽きられるので、15~30秒程度にまとめると良いでしょう。テープに吹き込む時は、1コンテンツを繰り返し朗読する格好です。
内容は、TVCMのような煽り宣伝系の内容ではなく、「商品説明」をお勧めします。丁寧な商品説明は視聴者にとって有益な情報になりますので、コンテンツとして価値があります。
 
 

<3> 録音
いきなり上手くは作れないものです。まずはやってみましょう。


録音中

 
原稿が出来たら、出来はともかく録音してみましょう。そのうち慣れて上手くなります。録音した自分の声を聴くとショックを受ける人も多いですが、必ずしも自分自身で吹き込む必要もありません。身近に朗読の上手な人がいたら、協力を頼むのもひとつの手です。
 
 

<4> 運用
販売現場に設置してみましょう。


設置イメージ

設置イメージ(合成写真)


音源に視聴者の目線が向きやすくなりますので、目線の高さに関連のPOPや商品と合わせて設置するのがお勧めです。このような取り組みは他社との差別化になります。
 
 

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