低予算で組むデジタルサイネージ 第2回 モニター 

低予算で組むデジタルサイネージ 第2回 モニター

※当記事における機材の構成及び価格は、2012年当時のものです。
自作に関するお問い合わせはこちらをご覧ください。
 
予算5万円以下で、現場で使えるデジタルサイネージを組み上げます。
※記事中の製品価格は執筆時(2012年1月)の調査によるものです。
 
今日はモニターについて。
 
I/Oデータ LCD-MF232XSBR

I/Oデータ LCD-MF232XSBR オープン価格
 
アマゾンで現在17,980円のモニターです。
家電量販店でも同額で販売していました。
今回は家電量販店での購入ですので、
保証料や配達料込で、購入額は19,203円でした。
 
モニターは不意のトラブルも考えられますので、
家電店で購入して保証を付けることをお勧めしたいところですが、
家電店の5年保証は個人名義で購入する条件があります。
23インチモニターの場合、あまり高額でもありませんので、
メーカー保証のみに絞って、Amazon等で割安なモニターを選ぶのも、1つの方法です。
 
ともあれ、デジタルサイネージ用途で市販のモニターを使うなら、
ある程度消耗品と考える方が運用がスムーズになるでしょう。
 
PC用モニターの相場は変動しますが、
23インチが2万円、27インチで4万円程度で見ておけば、大抵予算内に収まります。
PCモニターはコントラスト比が高く、文字等の表示に向いていますので、
屋内やアーケードでの使用でしたら、
同サイズのテレビよりもデジタルサイネージとしては適性があります。
 
 
今回は予算5万円で検証していますので、23型モニタを選択しています。
当然大きな画面の方が訴求になりますが、
マンガードとしては、27インチへのアップよりも先に、音周りの増強をお勧めします。
その上で予算に余裕があれば、インチアップを選択されると良いでしょう。
 
尚、PC用モニタで流通しているサイズは、特殊な商品を除いて27インチが最大です。
これ以上のサイズになりますとテレビモニターを検討に上がります。
 
 
モニターサイズに見合った映像の仕様について補足します。
 
23インチモニタで通行者(5~6m程度)にアプローチする場合、
このような映像は遠目に文字が読めない為、デジタルサイネージに向いていません。
しかし、モニターが目の前にあるWEB用映像としては、適切です。

 
 
看板として使いやすいのは、このような映像です。
逆にこちらは、WEBで見ると、文字が大きすぎて違和感があるでしょう。
23インチモニターで、数メートル離れた通行者にアプローチするには、
この程度の文字サイズが目安になります。

尚、この映像は、実際に採用いただいた本番の映像です。
アーケード街で、通行者にアピールをしています。
 
 
モニターに限らず、市販品を使うメリットは
「 1、価格が安い  2、入手しやすい 」 の2点です。
市販品の組み合せで作るデジタルサイネージは、
低価格が目立ちますが、運用面でもメリットがあります。
壊れたら急ぎ家電店で買い揃えることができますし、価格が安いので、償却も早いのです。
モニターは常に新型・高機能の商品が流通しますから、
機材の寿命を予め織り込んで導入するのも、1つの方法です。
 
 
<今回の購入>
I/Oデータ LCD-MF232XSBR 購入価格19,203円
 
<現在の予算消化状況>
22,183円/5万円

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