デジタルサイネージ用動画の作り方 

デジタルサイネージ用動画の作り方
①常時表示する情報について

デジタルサイネージ用動画を作る上で、「プロなら外さない」ポイントを解説します。
当記事の対象は動画を自作予定の事業者様で、動画ソフトの操作を取得されている方向けです。
ソフトウエアの操作説明ではありませんので、ご注意ください。


■動画のどの瞬間を切り取っても、意味の分かる内容にする
 
自作系のデジタルサイネージ動画でありがちな失敗が、
表示すべき情報を表示しないことです。
 
動画のどの瞬間を切り取っても、意味の分かる内容にする

通行者があなたの作った動画を注視する筋合いはありません。
ですから、偶々目に止まった数秒間で必要な情報が伝わるように、
動画には必要な情報を常に表示します。
格好良い&美しい画面作りは結構なことですが、
制作者の自己満足にならないように気を付けます。
 
具体的には、
 ・店舗名(店舗ロゴ)
 ・何のお店か分かる情報(イメージ写真等)
 ・営業時間
 ・場所(例 当ビル2F)
 ・電話窓口
 ・WEBサイトの検索ワード
 ・QRコード
 ・キャッチコピー
 ・特にPRしたい機能やサービス   等です。
 
画像では画面の上下に帯を作っていますが、

 
画像では画面の上下に帯を作っていますが、
画面の上下に帯を作る決まりはありません。
また、先に挙げた情報を全て表示する必要もありません。
お店それぞれに適切な情報を表示します。
 

■透過PNGのフレームを配置する
 
透過PNGのフレームを配置する

 
弊社の場合、常時表示する情報は透過情報のあるPNG画像で制作しています。
見た目のインパクトを重視するのであれば、
変形フレームや動画のフレームを作るのも一つの方法です。
 
変形フレームや動画のフレームを作るのも一つの方法です。

 
透過PNGを使うと、フレームを装飾できます。
しかし、あまり凝り過ぎると肝心の動画が見づらくなってしまいます。
看板としての機能を損なわない範囲で演出しましょう。
 

■自己満足の作品ではなく、看板として機能する動画を作る
 
看板であることを忘れた動画では、
デジタルサイネージとしての仕事は十分にこなせません。
それが、一目見て「おお」と唸るような、素晴らしい映像であっても、
売り手の自己満足にすぎない場合があります。
 
需要の合致する通行者にアピールするためにも、
情報の取りこぼしや見づらさに注意して制作しましょう。

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