ディスプレイサイズに適したデジタルサイネージのコンテンツ制作 

ディスプレイサイズに適したデジタルサイネージのコンテンツ制作

かつてのデジタルサイネージはブラウン管が使われていましたが、大きさに限界があり解像度が低いため、文字の表示が苦手でした。現代では高解像度のディスプレイが普及して、ポスターのような情報量を違和感なく掲示できるようになりました。当記事では、デジタルサイネージに適切なディスプレイのサイズとコンテンツの制作について解説します。
 
ビデオウォール

■主なディスプレイの大きさ

デジタルサイネージディスプレイの実寸

デジタルサイネージでよく使われるディスプレイサイズは次の通りです。


32型……幅70.84cm×高39.85cm
42型……幅92.98cm×高52.3cm
46型……幅101.83cm×高57.28cm
55型……幅121.76cm×高68.49cm
75型……幅166.04cm×高93.39cm
 
※16:9ワイドディスプレイの場合です。
※数値は参考値としてご覧ください。
 

■適した情報量はユーザーとの距離で決まる

通常の看板と異なり提供する情報量に制限の無いデジタルサイネージですが、ユーザーから見えなければ仕事は果たせません。デジタルサイネージのコンテンツを制作する場合は、設置場所から往来のユーザーにどの程度の距離でアプローチするかを、あらかじめ想定する必要があります。
10m先に届く文字サイズ

画像のデジタルサイネージコンテンツは10m先への通行者に向けて文字サイズを調整しています。


10mの距離が想定される場所では小さい文字は役に立ちませんから、重要な情報を手短に提供します。3m程度の距離が想定される場所で10m向けのコンテンツを表示すると、かえって読みにくくなりますし、情報量を増やす余地があります。
 

■読める文字の大きさと距離の関係

ディスプレイサイズと文字サイズの関係

赤線が資料を元にした参考値です。青線は目安です。実際の見えやすさは環境光等により異なります。

 
文字の大きさとユーザーが読める距離については、いくつかの見解がありますが、ここでは屋外広告業者の登録に使われる教材から紹介します。
尚、おおまかな距離と文字サイズをおおまかに判断する場合は、次の公式が使えます。
文字の縦サイズ(cm)=画面までの距離(cm)÷250 
 

■自動車へのアプローチは難易度が高い

道路標識

普段大きさを実感することはありませんが…

 
国道沿い等で自動車にリーチする場合は、道路標識並の情報量に抑えてユーザーに認知してもらいます。設置をご検討の事業者様は、是非一度、実際の道路標識をよく観察して、標識の文字の大きさを体感してみてください。何気なく道路に立っている標識でも、実は机の上に置ききれないほど大きく、文字サイズも新聞や雑誌等の印刷物と比較にならないことが分かります。
 

■道路標識とデジタルサイネージディスプレイを比較してみよう

道路標識とディスプレイサイズの比較

道路標識並の視認性を得るには55型程度のサイネージが適しています。

 
道路標識の大きさには倍率が設定されていますが、ここでは規定1.0倍のサイズと実際のディスプレイサイズを比較してみます。
 

■見出し・タイトルは要点を抑え、遠くから読める大きさで

道路を歩行中のユーザーがデジタルサイネージに視線を移す時間は長くありません。通常は1秒程度、長くで2~3秒が実際のところです。その間にユーザーの興味を引く必要がありますから、デジタルサイネージには常に魅力的な見出し(タイトル)が欲しいところです。
素材集等から見栄えのする動画を制作することは、実はそれほど難しくありません。しかし、見た目の美しさや派手さとユーザーの関心を得るかどうかは別の問題です。
ユーザーが何時デジタルサイネージに視線を移しても、最低限の訴求ができるよう見出しや必須情報は常時表示をして、また、遠くからでも見えるよう大きさを確保しておきたいところです。

 

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