静止画のデジタルサイネージコンテンツを選ぶ理由 

静止画のデジタルサイネージコンテンツを選ぶ理由

映像だけでなく、デジタルサイネージは静止画でも十分な利用価値があります。任意のタイミングで内容を更新できるだけでも、従来の印刷物と比較してお客様の需要を拾う機会が増えるからです。この記事では、デジタルサイネージコンテンツで静止画を使うメリットを解説します。
 
ホテル内部

動画コンテンツが似つかわしくない場所は少なくありません。


  
ホテル、シニア向けの施設、静寂性が求められる施設、高級店等では、十分な予算があるにも関わらず、動画より静止画の方がコンテンツとして選ばれる場合があります。動画は確かに目立ち注意をひきますが、場の空気を壊しては逆効果になりかねません。
従って、最初のデジタルサイネージ導入で静止画ベース(スライドショー、WEBページの表示)のコンテンツから始めるのは間違いではありません。静止画とはいえ、印刷物の広告や掲示より積極的なアプローチが可能です。

(1)静止画は画質が良い

同じ環境で動画と写真の画質を比較

同じ環境、同じカメラ、同じ被写体での画質比較


商品の美しさをお客様に見せたい場合、動画より静止画の方が基本的に美麗です。
一眼カメラ、一眼レフカメラのユーザーであれば説明不要と思います。同じカメラの撮影でも、写真と動画では得られる画質が異なります。
通常、動画は静止画よりも画質を圧縮して(画質を下げて)記録されます。画質の圧縮していない動画データをRAWデータと呼びますが、これは非常にデータ量が大きく、とてもデジタルサイネージで運用できるものではありません(扱えるPCも相当の性能が求められます)。
宝飾品や伝統工芸品等、ビジュアルの精度を求める場合は、予算があっても静止画コンテンツの方が好ましい場合があります。
尚、今後ハードの性能は際限なく上がりますから、スーパーハイビジョンの普及する頃には人間の知覚の範囲において静止画と動画の画質が全く同等になると思われます。
 

(2)画質を後出しで調整しやすい

一眼カメラで撮影した写真は、フォトレタッチソフトで比較的簡単に、明るさや鮮やかさを調整できます。動画も明るさ等を補正できますが、既に画質の圧縮を経た動画は、調整により画質が下がりやすい傾向があります。
画質を後出しで調整しやすいか否かは、撮影コストにも関係します。
 


(3)撮影コストが安い

5万円のカメラが撮影する写真の画質は、30万円のビデオカメラが撮影する動画を上回ります。
理屈として、写真は撮影コストを一瞬に集中できますが、動画は撮影コストを動画の撮影時間中、掛け続ける必要があります。今後ハードの性能がどれだけ上がっても、動画撮影は写真撮影のコストを上回ります。
例えば、カメラのフラッシュライトは非常に明るく、暗い環境でも明るい写真を撮影できます。これを動画撮影に使う照明に置き換えた場合、フラッシュと同じ光量を確保するのは簡単ではありません。
 


(4)通信料金が安い

写真と動画ではデータ量が違います。これは通信料金や通信時間の違いです。ネットワーク対応のデジタルサイネージを扱う場合、文字や画像による更新であれば、月1,000円程度の通信料金で十分に賄えます。しかし動画はデータ量が10倍以上違いますから、月々の通信料金も相応の額になります(通信料金は更新頻度により異なります)。
 


■どんな時に静止画のコンテンツにするべきか

 
・静かな環境でデジタルサイネージを扱う場合
・ネットワーク更新型のデジタルサイネージの場合
・頻繁にコンテンツを更新する場合
・コンテンツ担当が自社スタッフの場合
 
予算に関わらず、上記の場合は静止画コンテツを検討しては如何でしょうか。特に自社スタッフでコンテンツを運営する場合は、PowerPoint等で制作した画像を扱う方が、動画よりも更新頻度を増やしやすく、お客様への訴求機会が増えます。お客様の目に留まりやすいのは静止画よりも動画ですが、静と動の使い分けで効率的にデジタルサイネージを運用したいものです。

 

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