LIKAの高輝度屋外デジタルサイネージは真面目にかなり良いです

新たに高輝度屋外タイプの取り扱い始めました。商品説明はこちらで詳しく書いていますが、販売ページに載せにくい個人的なレビューをこちらに投稿します。


32型高輝度屋外タイプの解説


47型高輝度屋外タイプの解説

■メンテナンス性が現場では重要
LIKAシリーズの何が良いって、まずもってメンテナンス性に優れています。フロントオープンで画面と強化ガラスの内側を掃除できるのが、実に素晴らしい。デジタルサイネージを運用していると、うっかりフィルタの交換を忘れて、内部に煤やホコリが入ってしまう場合があります。ガラス面と画面との間が汚れてしまうと、機種によっては分解を伴うメンテナンス(つまり有料)が必要です。
画面とガラス面内部の汚れは、利用するユーザーにとって不快なことですが、売り手にとってもしんどいものです。対応すれば出張費や輸送料が掛かり(数万円の実費)、しかし故障ではないので各種保障の対象外であり、積極的な対応がためらわれます。とはいえ放置して事態が改善することも無く、内心忸怩たるものがあります。
メンテナンス性はデジタルサイネージ選定の際にあまり注目されていない印象ですが、実際に運用するのは現場ですから、これらの対応が容易であることはかなりのメリットです。今後導入をお考えの方は、覚えておくと得をします。

■2000カンデラの輝度
屋外にデジタルサイネージを設置してみると、思いのほか見えにくかった。というお客様の反応があります。言葉に出さなくても、期待はずれ感が伝わってきます。屋内の運用では問題無いのですが……。
個人的に、この反応はとても苦手です。申し訳なさを感じて、売り手としてモチベーションが下がってしまいます。それが嫌なものだから、スマートフォン(iPhone)の輝度を比較対象にして、明るさの感覚が事前に伝わる様に工夫しています。
iPhone(5、6)の最大輝度は500カンデラなので、2000カンデラのLIKAサイネージはスマホの約4倍の明るさということです。しかしそれでも、直射日光と正面衝突すると分が悪いです。これ以上を求めるなら大型のLED看板になり(ビルの壁面に付いているアレです)、文字通り価格の桁が変わります(例えば、幅2mのLED看板で600万円~です)。

■直射日光は手強い
今回メーカーの営業所で実機を撮影しましたが、最大の収穫は高輝度タイプを直射日光の差し込む場所で撮影できたことでした。この一点の写真だけで、広島から東京まで出張した甲斐があるというものです。
高輝度タイプデジタルサイネージの直射日光の差す場所での見え方
写真について補足しますと、直射日光が画面に直接掛かっているわけではありません。画面が直射日光と正面衝突していないあたり、腰が引けた撮影ではありますが、日中昼間の見え方として分かりやすい資料になりました。ちなみに、1月28日の午後1時半頃に撮影した写真です。
見方を変えると、高輝度タイプですら日中昼間ではこの程度の視認性なのです。屋外の直射日光は本当に手強いのです。

■壊れにくさの実態は保証内容で分かる
LIKAサイネージは耐久性に優れています。メーカーは当然そのようにアピールしますが、売り手として裏付けになると感じているのが、保証の手厚さです。
購入より1年間の通常故障(自然故障)対応は完全無償で、機種によっては全国への出張修理や代替機の手配も無料です。コスト負担を考えると、実態としての故障率の低さが伺えます。
顧客と販売店のトラブル原因は、殆どが故障時の対応です。こじれると本当に精神的に参ります。そもそも、正常に扱って故障すること自体、本来の商品価値を貶めており、購入価格に見合った仕事をしていないということです。故障は誰も得をしません。どのメーカーの製品であろうと「とにかく壊れて欲しくない、普通に仕事をしてほしい」というのが、販売者としての切実な願いです。

■高輝度タイプは値段分の仕事をするか?
高輝度タイプと標準タイプは、概ね2倍の価格差があります。だいたい2倍の値段を払えば、高輝度対応型にカスタマイズできると考えてよいです。
高輝度タイプの液晶モニターはなかなか値下がりしません。元々屋内(つまりテレビ用途)で使うには過ぎた仕様ですから、供給量を鑑みて当然と言えば当然です。
予算ありきの話になりますが、日中屋外での訴求がメインであれば、価格が倍でも高輝度タイプをおすすめします。一方、訴求したい時間帯が夕方以降であれば、高輝度タイプは不要です。通常の輝度でもよく見えますから、ここは価格の優位性を取るべきでしょう。

■物理スイッチの主電源
本機にはリモコンが付属しており、勿論スマートな操作もできるのですが、操作周りで個人的に気に入っている点が、本体に主電源の「物理」スイッチがあることです。
ヒューズに使う様な分かりやすいスイッチで、ON・OFFでバチンッと景気の良い音がします。デジタルサイネージはスイッチONから動画の再生開始までタイムラグがあるので、操作の肉体的な実感は諸々のトラブル防止に役立つと感じています。

■動画プレーヤーについて
高輝度タイプの動画プレーヤーは標準でグリーンハウスのGH-MPB1-BKを装備しています。国内メーカーでマニュアルやサポートが充実しています。また、動作のON・OFFをタイマー設定できるので、運用を自動化できます。
LIKAサイネージは内部の空間と電源容量に余裕があります。HDMI接続でスマートフォンやパソコンの接続も可能です。つまり、比較的容易にネットワーク対応のデジタルサイネージにカスタマイズできます。例えば、中古品のiPodTouchを1万5千円で購入して、ネットワーク対応のサイネージプレーヤーとして使うこともできます。

■動産保険について
製品自体のレビューとは異なりますが、本機はメーカー経由で動産保険が用意されていません。災害や事故による破損・故障に備えたい場合は、ご購入者個々で動産保険を検討頂くことになります。
実際問題、個別の資産に保険を掛けるのはハードルがありますから、信販会社経由で割賦契約に付保される保険を使う手もあります。例えば、3期以上経営している法人であれば、オリックスの割賦審査が受けられます。分割手数料と保険料がセットになっていますから、大抵の場合個別の保険契約よりお得です。

■LIKAサイネージの率直な感想
売り手の率直な感想として、LIKAサイネージの高輝度タイプは品質が良いです。実際に触るとユーザー寄りの設計に好感が持てます。高輝度タイプとしてはかなり価格を抑えて売り出しているので、ウチにとってそんなに儲かる製品では無いのですが、良い仕事をする製品なので自信を持ってお勧めします。
欠点は納期が長いことです。ご入金からお届けまで約6週間掛かります。これは、注文の都度韓国の工房で手作りしているからです。お届けまで時間が掛かりますが、だからこそ品質が高いと言えます。



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