広告代理店によるデジタルサイネージ業界に参入についてのメモ

弊社は広告代理店も兼ねていますので、これまでの業務で感じたことから、広告代理店あデジタルサイネージ業界に参入について、気づいた点をメモします。いち業者の考え方ですから、得心のいく部分を拾っていただければと思います。

1、機材の仕入れ
2、施工
3、コンテンツ
4、アフターサポート

1、機材の仕入れ
メーカーと代理店契約を結ばない場合は、正規の販売店から購入して、別の付加価値で利益を得る方が安全です。デジタルサイネージは産業機械であり、後のサポートもセットの商品です。メーカーの承認するルートで仕入れないと、サポートが十分に得られない可能性があります。
機器の販売者から見れば、広告代理店も飲食店の経営者も同じお客様です。広告代理店という理由だけでは割引するには動機が弱いので、値引きを求める場合は何らかの材料を用意すると良いと思います。
値引き意外に「おまけ」を付けてもらう交渉であれば、比較的やりやすいです。例えば、アクセサリやオプションの値引き販売です。
「ウチと付き合うと後々の受注もあるから安くして」という交渉は、少なくともウチは警戒します。期待を担保にすると実現しなかった時関係が悪くなりますので。

2、施工
スタンドタイプのデジタルサイネージは施工不要なので、初めての取り扱いでお勧めです。
しかし、スタンドタイプのデジタルサイネージで、かつ屋外タイプは2015年現在「縦型」しか市場にありません(横型があれば是非教えて頂きたいです)。横型モニター&屋外の場合、基本的に施工が伴います。
企業が自社の宣伝用に看板を購入する場合、広告業としての看板制作に比べて規制は緩いです。一般的なスタンドタイプのデジタルサイネージであれば、販売者に資格等は不要です。

3、コンテンツ
仕入と関係なく利益が得られるのがコンテンツですから、自社で制作体制を整えたいところです。
動画コンテンツの制作はDTPの延長です。メッセージが的確であれば静止画のスライドショーでも販促になります。
コンテンツ制作で注意する点は、ユーザーは視聴時間を自分でコントロールできないことです。一般的なポスターを単にスライド化したコンテンツを見かけますが、視聴者がちゃんと読めるように配慮しましょう。
制作ソフトはAdobeAfterEffectsが間違いありませんが、パチンコ・パチスロ業界以外であれば、1万円台の編集ソフトでも十分に仕事になります。実際、弊社はCorelVideoStudioシリーズ(市場価格1万3千円程度)で動画を制作しています。

4、アフターサポート
小規模な販売店にとって、アフターサポートの手間とトラブル対応はかなりの負担です。壊れにくいデジタルサイネージ商品を扱うのが一番ですが、次善策として、購入前の同意書や確認書を通じて、トラブル予防に手を打ちましょう。
デジタルサイネージのモニター寿命は2~5万時間と開きがあります。機種や使い方によって保ちは違いますが、おおむね7年くらいで償却が終わるイメージです。
メーカーの撤退や倒産で販売店の梯子が外される可能性は……あります。近いところでは、2013年に日本サムスンがデジタルサイネージ市場から撤退しました。それまで32型のデジタルサイネージといえば日本サムスンの「ハルヱとケイジ」が定番だったのですが、撤退後5年間のサポート期間が過ぎても、製品寿命は続くわけです。この辺のリスクは認識した上で商売ですね。



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