SketchUp8 と SUAnimeteV4(有料プラグイン)の組み合わせでアニメーション出力可能な3DCG環境が作れます。ボーンの概念が無く有機的な動きは無理なので、産業系のコンテンツに限られますが、とにかく初期投資が安く済みます。2018年現在、SUAnimateは国内販売が終了していますが、直接海外のサイトで購入可能です。暫く触らないと操作方法を忘れて危機感を覚えたので、個人的忘備録として。
関連URL http://www.suanimate.com/
■作例
■パスアニメーション
1)動かすオブジェクトを作りグループ化
2)アニメーションの軌道を直線・曲線で作る
3)パスを右クリック→Create Path Animation
4)Frames:任意、Roteta Objects Along Path:チェック、その他はチェック無しでSave
5)生成されたSUAnimateウインドウ上のリストを右クリック→Add/Remove
6)回転させるオブジェクトを選択してOK
7)プレビューでアニメーションの速度を調整
8)Avi形式で動画出力
■回転アニメーション
1)回転させるオブジェクトを作りグループ化
2)円形パスをオブジェクトの中心軸と合わせて作成
3)円形パスを右クリック→Create Path Animation
4)Frames:任意、Roteta Objects Along Path:チェック、その他はチェック無しでSave
5)生成されたSUAnimateウインドウ上のリストを右クリック→Add/Remove
6)回転させるオブジェクトを選択してOK
7)プレビューでアニメーションの速度を調整
8)Avi形式で動画出力
■キーフレームアニメーション
1)動かすオブジェクトを作りグループ化
2)対象のオブジェクトを選択してSUanimateのNew→KeyFrameAnimation
※複数のオブジェクト選択可。この時選択していないオブジェクトはアニメの対象外となる。
3)初期位置を決めてCapture
4)動かした先でCaputure
5)全体のフレーム数を決めてSave
6)プレビュー再生で速度を調整
7)Avi形式で動画出力
<注意点1>
キーフレームアニメーションは他のパスアニメーションと混同しないこと。
同時処理ではキーフレームが優先され、想定通りの動きが難しい。
<注意点2>
キーフレームアニメーションは再現精度がやや低い。
距離を動かすと正確にキャプチャ位置が忠実に再現されず、着地位置がズレる場合がある。
■回転+パスアニメーション
1)回転アニメーションを作り、オブジェクトと回転パスをグループ化する
2)移動用のパスを作り、右クリック→Create Path Animation
3)フレーム数、Rotete Objects Along Path にチェック → Save
4)生成されたアニメのリストを右クリック→Add/Remove
5)グループ化した「オブジェクト+回転パス」を選択してOK
6)移動速度等を調整
7)AVI形式で動画を出力
<注意点1>
入れ子構造は
『グループ(オブジェクト+回転パス)+移動パス』
これ以上グループ化するとアニメーションが壊れる。
<注意点2>
作成するパスはノードのある複雑ものではなく、
なるべく一本の直線もしくは曲線が望ましい。
ノードを作ると移動方向が混乱する場合がある。
<注意点3>
移動パスを削除・編集する際は
リスト上の右クリック→Add/Removeから、
空白を選択→OKして、回転オブジェクトとの連結を解除すること。
連結したままパスを変更・削除するとアニメーションが壊れ、収拾が付かなくなる。
■カメラアニメーション
パスを描いて右クリック→Create Path Animation
Frames:任意、Animates the Camera にチェック、その他はチェック無し
Reverse Direction……押すとカメラの進行方向が逆になる
「Animates the Camera」の下に英文で現在のカメラのステータスが表示される
Choose Target……任意のグループにカメラが自動的に向く
Choose Angle……数値入力でカメラの方向を決める
Fixed Direction……カメラ方向固定(使わなくてよい)
※Choose Targetでターゲットを決めてカメラを向けるとラク。

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