年賀状・名刺・チラシに印刷したQRコードから動画に誘導する方法
2014年4月の内閣府調査によると、スマートフォンの世帯普及率は54.7%となっています。つまり、全世帯の半分以上は、技術的にはチラシや名刺、年賀状等から動画を視聴できる計算です。
この記事では、年賀状・名刺・チラシ等印刷したQRコードから、YouTubeに投稿した動画に誘導する方法を紹介します。YouTubeは自社広告の動画投稿を認めているため(利用規約4.E参照)この手法は著作権等を侵害しない正当なマーケティング活動と言えます。
■手順
(1)動画を作る(撮影・編集)
自己紹介、商品説明、会社案内等の動画を制作します。年賀・名刺・チラシ・パンフレットなど、それぞれの媒体にふさわしい内容があります。例えば、健康器具のチラシやDMであれば、使用感の分かる動画を投稿してQRをコードから誘導すれば見込み客の理解を助けるでしょう。
この企画で注意したい点は、用意する動画はCMではなく番組(コンテンツ)にすることです。わざわざQRコードからアクセスして再生する動画がCMでは、ユーザーが失望する可能性があります。
ページ冒頭のサンプル動画も、CMではなくコンテンツを意識して作っています。
→動画制作のご依頼はこちら
(2)動画をYouTubeに投稿する
Googleアカウントがあれば、次のページから制作した動画をYouTubeに投稿できます。
→ https://www.youtube.com/upload
Googleアカウントは次のページで取得できます。
→ https://accounts.google.com/SignUp?hl=ja
(3)動画のQRコードを作成する
動画視聴ページ下部から共有用のURLを取得します。
http://qr.quel.jp/ → さっそく作る → QRコードでURL 作る → URLをコピーしてサイズを設定 → OK
(4)紙媒体にQRコードを印刷する
取得したQRコードを印刷します。QRをコードには、誘導先にどのようなコンテンツがあるか解説を書いておきましょう。アクセス自体が今現在では手間なものですから、きちんとメリットを説明するのがポイントです。
■面倒だが他社と差別化しやすい
この手法は手間ですが、動画制作以外には殆どコストが掛からないのがポイントです。手間さえ惜しまなければ、ローコストで他社との差別化が図りやすい分野です。
・名刺にQRコードを入れて個々の自己紹介動画をリンク
・チラシの商品欄により詳しい説明として
・ライブ映像等、特典としての視聴
・アーティストの作品紹介の機会として
・会報に動画をリンクして活動記録の紹介 etc
デジタルサイネージ
素材配布
動画制作
YouTube活用