視認性の高いデジタルサイネージコンテンツ制作のために 

視認性の高いデジタルサイネージコンテンツ制作のために

デジタルサイネージのコンテンツは視認性が悪ければ無駄になります。登記時ではタッチパネルタイプのデジタルサイネージも含め、視認性の確保について解説します。
 
デジタルサイネージ ニュヨーク

デジタルサイネージの使い方は様々ですが、自宅で観るものでない点は共通しています。


■視聴距離を設定する

デジタルサイネージのコンテンツは、その機器から何メートル先に訴求したいかを最初に決める必要があります。距離によって、ディスプレイのサイズとコンテンツで扱う文字の大きさを決めます。
弊社の場合、特にお客様からご要望がなければ3~5mの視認距離を想定しています。
遠隔向けディスプレイのお手本は、道路標識や工事現場の電光掲示板です。責任の大きさが商業広告とは比較にならず、視認性に注力した作りになっています。
 
リーチ距離とディスプレイサイズによっては「こんなにシンプルにコンテンツを作っても良いだろうか?」と制作者として自問自答するほど、意図的に情報を削る必要があります。何はともあれ、視認できなければ意味が無いからです。

このコンテンツは42型ディスプレイで最大10m先を想定しています。
店内から屋外に向けて表示するため、店舗名等の表示は不要な環境です。
→なる治療院様
 


■キャッチは最も大きく

広告にせよ、注意喚起にせよ、伝えたいメッセージは最も大きく扱います。極端な話、キャッチさえ伝われば、それで一定の仕事が果たせる作りが理想です。ですからデザインの良し悪し以前に言葉選び、情報の取捨選択が重要です。
デジタルサイネージも従来の看板制作も、最も重要なメッセージを最も大きく扱う点は同じです。WEB動画の制作者がデジタルサイネージのコンテンツを作ると、この前提を見逃してしまう可能性があります。
コピーライティングの技量(経験)が不十分な業者は、デジタルサイネージのコンテンツ制作者として疑問が残ります。文章の引き算も重要な制作のポイントだからです。
 


■重要な情報を常に表示

デジタルサイネージコンテンツは、いつ何時、コンテンツのどの部分からユーザーが視聴を始めるか分かりません。テレビCMやYoutube動画広告のように、コンテンツの最初から視聴されるわけではありません。
この点は、大手企業のデジタルサイネージコンテンツでも甘さが見られます。その動画コンテンツが「何か」が、一瞥して分からないのです。
テレビで言えば、ニュースショーやワイドショーの体裁が、デジタルサイネージコンテンツの手本になります。画面の右肩・左肩にそのコンテンツの要約(タイトル・キャッチ)が表示されており、チャンネルサーフィンするユーザーを捕まえる努力しています。もう一つは通販番組です。これも画面にTEL番や商品名が表示され、ユーザーの好奇心に常に備えています。
 


■コントラストを考える

売るための努力として、時には格好悪さと向き合う必要があります。見た目の好みを優先すると、デジタルサイネージコンテンツの視認性と引き換えになる場合があります。
淡い色合い、中間色、細い書体など、格好良さや上品さを出すためには控えめなパーツがよく使われます。これらの多くは、デジタルサイネージにおいて視認性を下げる材料です。一方、極太書体やコントラストの高いデザインは、バタ臭さや格好悪さ、時として素人臭さを感じるかもしれません。しかし、淡いデザインより視認性に優れます。
実利と美的センスの割合に正解はありませんが、どこかで折り合う必要はあります。これのさじ加減は制作者ではなく、コンテンツの発注者に掛かっています。
 


■動画や写真は商品を優先する

職人が何かを作っている様子等「何をしているのか一見して分からない映像」があります。数十秒眺めて、ああそうか、と分かるタイプのコンテンツです。
残念ながら、デジタルサイネージは余裕のある視聴環境ではありません。リビングで見るテレビでも、パソコンで見る動画でもなく、往来のユーザーに向けたコンテンツです。
例えば、職人が靴を作る様子を映像で扱うなら、作業する手元や靴そのものを優先して扱うべきです。仕事に集中する職人の顔も、作業場の雰囲気も映像として魅力的ですが、そのものズバリではありません。
写真も同じく、雰囲気ではなく商品示す写真の方がデジタルサイネージに向いています。
 


■タッチパネル型はコンテンツサイズを2段階に

タッチパネル型のデジタルサイネージほど、ユーザーとディスプレイの距離がダイナミックに変わる媒体は無いかもしれません。
タッチパネル型のデジタルサイネージは、ユーザーが操作を始めると専用端末となり、看板としての機能は失われます。ユーザーがタッチ操作を始める前と後で、動作のコンセプトが変わるのです。
タッチパネル型のデジタルサイネージは2種類のデザインを用意します。ユーザーがアクセスするまでは看板として大きなデザインを、ユーザーがタッチした後はパソコンで見るWEBサイトのように情報量を増やしてもOKです。タッチ時ユーザーと画面の距離は腕1本分しかありません。
 

タッチパネル型は、数メートル~数十センチとダイナミックにユーザーとの距離が変動します。
これは他のデジタルサイネージに見られない特徴です。
→この機器の詳細

 

【カテゴリ別 記事】

全ての記事は表示していません。過去の記事はサイトマップサイト内検索でご覧ください。
 

デジタルサイネージ
 
素材配布

 

動画制作

  

YouTube活用

 

ソフト&ガジェット
 
コラム
 
 
疑問に答えます