音声をデジタルサイネージに使う意味と効果 

音声をデジタルサイネージに使う意味と効果

デジタルサイネージは音声が使えない環境も多いですが、音声が使えるなら是非活用して集客や訴求を高めたいところです。この記事では、音楽・音声をデジタルサイネージに使う意味と活用について紹介します。
デジタルサイネージの音声とは

■視覚以外から注意をひく効果

デジタルサイネージの音声は視界に依存しない

棚が視界を遮る量販店の風景。デジタルサイネージは視界のごく一部ですが、音声によるアピールはしっかり届いています。


55型のデジタルサイネージは間近で見れば大迫力ですが、数メートル離れるだけで視界を占める割合はごく少ないものです。自宅のリビングでテレビを見るときも、視界に対する割合を考えると、実のところ少ないことに気づくでしょう。
見ることが目的であれば、私たちは意識を集中して多少小さな画面でもコンテンツの情報を拾えます。しかし、デジタルサイネージは通行者が「気にしていない」ところからスタートして、視線を得る必要があるわけです。
しかし混雑した商店街や繁華街では、通行者の視線を奪うものが多すぎます。風景に埋もれがちな環境で注意を引くフックとして、音声は重要なのです。
 

■効果音によるポイントの強調


弊社制作の例、要所要所に効果音を入れています。
 
コンテンツで特に重要なポイントは、効果音で視聴者の理解をサポートします。音のない漫画の世界でも注意を惹くコマで「ジャン」「バーン」といった擬音(オノマトペ)はお馴染みです。自社で作る低予算の動画コンテンツでも、効果音の使い方を心得ていると、他社とひと味違ったコンテンツになります。
効果音は商業用途の著作権をクリアした素材が、比較的安価もしくは無料で入手できます。
 


■サウンドロゴによるブランドの認知


企業系のCMでは、ブランドのロゴと共に特定のサウンドロゴで認知を高めます。認知が進むと音を聴いた瞬間社名やサービスを連想します。
サウンドロゴは著作権や商標の対象となり他社の音源を流用してはいけません。また、素材集の効果音も避けた方が良いでしょう。通常プロのクリエイターに制作を依頼しますが、特に予算を掛けたくない場合は、下記のような手法でも作れます。
 (1)1秒程度の台詞を決める(社名、ブランド名等)
 (2)スマートフォンの録音アプリで録音開始
 (3)社員5~10名でタイミングを合わせて唱和(発声)
 (4)音声データを編集して1~2秒の素材にする
このような唱和によるサウンドロゴは、上場企業のCMでも使われています。
イギリスのロックバンド、クイーンの名曲We Will Rock Youといえば冒頭のリズムベースが有名ですが、これが教会での足踏みと手拍子を多重録音したものであることも知られています。現代ではスマートフォンで録音できますから、このようなアイデアをより実現しやすくなりました。
  


■人柄を伝え信用を醸成

私が作りました
 
設置場所によってはデジタルサイネージに固執せず、POPと音声デバイスの組み合わせでも良いです。
→音声デバイスの例(音声POP)
 
人柄やキャラクターを前面に出したコンテンツでは、なるべく当事者の声を入れたいところです。産直の野菜売場では農家の顔を出して安心感を演出するPOPや動画が広まりつつありますが、このようなコンテンツで当事者の声がある・なしでは、安心感や説得力が変わります。
このようなコンテンツのポイントは、あらかじめ台詞をよく考えて、簡潔なメッセージにすることです。出演者は動画に出演して喋る訓練を経ていませんから、撮影者や動画のディレクターの前準備が重要です。
 

■著作権に注意

著作権違反の怖いところは、善良な担当者、経営者、企業であっても、無知ゆえに違法行為に踏み込んでしまい、取り返しの付かない風評が付く可能性があることです。
小さな企業や個人商店では、著作権を無視したコンテンツ制作や制作依頼が目立ちます。弊社の例では「ライザップのCMの曲を使いたい」と相談を受けたことがあります。
著作権を無視したコンテンツの公開は、自社の違法行為を世間に喧伝する行為です。これがユーザーにスマホ等で記録され、ネット上で拡散するリスクをお考えください。言い訳のできない失態であり、風評は長く残ります。
現在はBGMの商業用素材が充実しており、しかるべき手続きと料金で、テレビCMに使えるレベルの楽曲を自社の動画コンテンツに使えます。この金額は決して高いものではありません。
いち動画制作者として特に申し上げたいのは、悪意があろうと無かろうと、著作権侵害により受けるダメージは同じであることです。自社制作にはこのような落とし穴がありますから、素材の扱いに詳しいスタッフが居なければプロへのご依頼をお勧めします。

 

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